執筆 / DCMD篠原
最先端を行く、中国のSNS事情
日本の3大SNSといえば、Instagram、 Twitter、LINE。
しかし、Great Firewall(金盾)によるネット規制が厳しい中国ではこれらが利用できません。
中国の若者たちの間では、独自のSNSが普及しています。
今回は、中国の女の子たちが最新のトレンドチェックに欠かせないREDについて、ご紹介したいと思います!
「小紅書(RED)」とは
中国のおしゃれ女子は欠かさずチェックしているというアプリRED。
写真や動画をアップしたり、ユーザーのイイねやコメントなどのアクションが盛んであるため、
口コミ情報が蓄積し、他のユーザーと情報共有ができる仕組みになっています。
REDで気になる投稿を検索し、口コミやHow to、商品レビューを調べる。
REDは口コミなどを見て<検討>するだけでなく、ブランドや商品を<認知>する場でもあります。
KOLが持つパワー
REDのユーザーは2.5億人以上(2019年6月時点。※月間のアクティブユーザーは約8,500万人)。
ユーザー数も違えば、KOL一人につくフォロワーも桁違いの多さ。
例えば、REDで絶大な人気を誇るKOL、林允(リン・ユン)さん。
女優としても活躍し、ファッションやコスメを中心に紹介している彼女の。フォロワー数は、なんと1015.9万人。
KOLに対する信頼や憧れは強く、「商品を購入する前にはKOLの投稿をチェックする」というユーザーも少なくないのだとか。
REDでお買い物まで!?
さらに、アプリ内で商品購入が可能であることもRED大きな特徴。
気になっていた商品やRED内で話題になっている商品を見つけたら、すぐにアプリ内で購入することが可能です。外部サイトに移動して購入手続きを行うというハードルがなくなるので、よりコンバージョンが期待できますね。
そう、商品やブランドの<認知>から<購入>まで、購買ファネルの全過程をREDで担うことができてしまうのです。「欲しい!」と思ったその瞬間に買えてしまうので、ユーザーの離脱もかなり削減できるのではないでしょうか。
今後も先を行く中国SNSから目を離せませんね!
執筆者紹介
篠原美帆
デジタルコミュニケーションデザイングループ
アシスタントデジタルプランナー
2019年4月入社。
千葉大学文学部行動科学科卒業。
好きなもの:毎日欠かさず見ているyoutube
特技:ピアノの耳コピ演奏
難しいアルファベット3文字の専門用語にもようやく慣れてきましたが、目まぐるしく変化するデジタル広告を操れるようになるために、勉強の毎日です!
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